B-STYLING|ウォーキングレッスン

きっかけは、ホームページを見て

肥満と軽鬱により、大学病院の肥満科に通い続けていた私が…


私は週に一回のレッスンを受けて、3ヶ月になります。(平成17年4月現在)まだ「たったの三ヶ月」です。それなりに、心身共に目覚ましい変化を遂げる事が出来ましたので、御報告させていただきます。

「今のままの生活を続けていたら、間違いなく生活週間病になってしまいますよ。二十代の若さで糖尿病になりたくないでしょう?合併症の怖さは、あなたも知っているも知っている通りです。今の生活を改善しなさい。」今から一年前、自他共に認める甘いもの好きの私に、医師が厳しく言った言葉です。

「美味しいもの、甘いお菓子を我慢するなんてできません。運動なんか大嫌いだし、絶対に嫌です!自慢じゃないけど、私は運動音痴なんです。学生時代も『いかに上手く体育の授業をさぼるか』という事しか考えていなかったんですよ。そんな私が運動だなんてするわけないじゃないですか!でも健康になりたいんですよね。インシュリン注射なんて、そんな面倒な事はしたくはないのです。どうしましょう?なんか良い方法はないですか?」そんな究極のわがままを言う私に、医師はあきれ顔で「ウォーキングをやってみてはどうですか?ウォーキングは健康にとても良いですよ。毎日、少しずつでも歩いてみてはいかがですか?」と勧められ『正しい歩き方』を書いたプリントを渡されました。

それからは「正しい歩き方」の本や健康雑誌、ビデオなどを参考に、毎日せっせと2時間歩きました。なのに効果は全くといっていいほど感じられません。ピクリとも動かない体重計やメジャーを睨み付け「何故?どうして?こんなに頑張っているのに。。」と落ち込む毎日。やがて、不安は悲しみとなり、悲しみは怒りとなり、最後には「どうせ、私なんて。。。」

「何をやってもダメなんだ。。」とすべてを投げ出し、自暴自棄な生活を送るようになってしまいました。そんなある日「ウォーキング教室」の存在を知りネットで検索。早速、B-STYLING.の体験教室を申し込みました。体験レッスンの日、ウォーミングアップの段階で息があがってしまった私は、レッスンを始める前から、ギブアップ考え始めていました。当時、私は往復2時間の徒歩通勤をしていましたので、体力にはかなりの自信をもっていました。それなのに、あっと言う間に息切れしてしまったんです。『私には無理だ。(レッスンを受けるのは)止めよう。鏡の前にも立ちたくないし。。。』体験を終える頃にはそう考え始めていました。

でも、先生の魅力的な笑顔と丁寧なレッスン、そして「貴方が『美しく歩く!』と決意すれば、必ず美しく歩けるようになります。人間は『変わろう!』と思ったその瞬間から変わっていくんです。一緒に頑張りましょう!」という、力強い言葉に背中を押され、半信半疑でレッスンをスタートしました。それも『三ヶ月間、頑張って続けて効果が少しも見えてこなかったらさっさと止めよう』なんて、考えながらのスタートでした。

私が、実際に効果を実感し始めたのは、三回目のレッスンが終えた頃です。「ねえ、痩せた?顔のラインがシャープになってきたよ。何のダイエットをしているの?」友人の言葉に、慌ててウエストを測ると三cmのダウン。(食事制限は一切なし。お酒も飲みましたし外食もしました。また2時間かけての通勤時間を使ったウォーキングを先生が言ったように毎日20分に短縮。運動は一日に数分、教室で教わったストレッチのみです。怠け者なので他には一切やっていません)月に一度の大学病院での検査結果に病院のスタッフの方ともども驚愕しました。全身のサイズがトータルで15センチ減っていたのと、MRI検査での内臓周りについた脂肪が、かんなで綺麗に削りとったように1cmなくなっていたのです。
「ええっ!うそーっ。あれだけで??」『これは、凄い。絶対に続けねば!!』そう思いました。『しかし熱しやすく、冷めやすい性格をしている私が、いったいいつまで続けられのだろうか?今まで何度も新しいダイエットに挑戦しては失敗してリバウンドしてきたし、今度も失敗してしまうのでは。。』そう思うと不安になってきました。

そこで、今後の自分の励みにしようと、レッスン前後の自分自身の心身の変化を調べてみる事にしました。今は確実にサイズが落ちているけど、いずれ必ず停滞期がやってきます。飽きっぽい私が停滞期を乗り越えるには、情熱を維持し続けるだけの『材料』が必要になってきます。自分の変化を見つめ、記録することで、今のウォーキングに対する情熱を維持していく材料とすることができるはずです。現時点の肉体面と精神面の変化は以下の通りです。

肉体面の変化


年齢とともに、垂れ気味だったバストの位置があがってきました。体重は少しも変わっていないのですが、ウエストがグっと引き締まって、ぴったりサイズだったズボンが、腕一本入るくらいゆるゆるになってきました。ヒップもグっっと上がってきた様です。横から見ると、ハッキリとパンツスタイルが変わってきたのが分かります。お陰でお風呂上がりに鏡でボディチェックをするのが、凄く楽しみになりました。猫背で、いつも背中を丸めていたのが、ゆっくりですが改善されつつありますし、肩凝りや冷え性も少し和らいできたようです。また、お通じも以前は二日に一回だったのに、今では毎日すっきりあります。お陰で、今年は花粉が異常発生したにも関わらず、例年に比べると軽くて済みました。

精神面の変化


なんと言っても、大きかったのは精神面の変化でした。自分でもびっくりするくらい、明るく、ポジティブになりました。「人は、こんなに短期間で考え方が変わるのか。。」と自分でも驚いています。やはり、先生の仰るとおり、決意することは大事です。『私は変われる。いや、変わるんだ。先生のように美しく、軽やかに歩けるようになるんだ!!』そう決意してからは、自暴自棄になることは止めました。正確には『自暴自棄になる暇が無くなってしまった』んです。先生のように美しく歩く為には、自分自身を冷静に見つめなければなりません。「どうせ、私なんか。。」なんて考えている暇があるなら、先生の歩き方(お手本)をしっかりと見つめ、自分の歩き方と何がどう違うのかをチェックするべきです。そう思いませんか?

もちろん、身長や体重、骨格の違い等はどうしようもありません。スラリと背の高いスリムな先生と、小柄でずんぐりむっくりの私では、お肉の付き方も全く違います。当たり前の話しですね。先生は自然に美しく、軽やかに歩いていきます。私はといえば、ちょっと歩くスピードが上がっただけで、息が上がり、リズムが崩れ、どんどん形が崩れていきます。気がつくと、ゴリラかオラウータンのような、前屈みの歩き方になります。(二人が横に並ぶとまさに「美女と野獣」の世界が広がります)以前の私なら「どうせ、私なんて。。」となったでしょう。

でも今は違います。何故、私は先生のように動けないのか?(よく考えてみたら、かなり失礼な質問ですね)先生のように動くにはどうしたらいいのか?どこに意識を向ければいいのか?ここのお肉が邪魔で動けない。このお肉を落とすにはどうすればいいのか?どの筋肉を鍛えるストレッチを念入りにすればいいのか?など。レッスンの度に先生にどんどん質問しています。また、レッスンの時にはできるだけ、鏡の近くに立ち、先生の近く、先生の左後ろを陣取るようにしています。私の場合、先生(お手本)が自分の右前にいてくれると、自分との違いを非常に細かくチャックしやすくなります。これが逆だと、なぜか上手くいきません。より美しく歩く為には、お手本(先生)を穴のあく位見つめ、自分との違いを細かくチェックするのがコツだと、私は考えています。

まず、頭で覚える → お手本を参考に『美しく歩く自分』を出来るだけ具体的にイメージする → 自分がイメージした通りに歩いてみる → 自分が『思ったように歩けない』事に気付く → 何故動けないのか?どうしたら動けるようになるのか?お手本と自分のどこが違うのか?を考える。→ ある日「ひょっとして、これかな?」に気付く → 先生に質問する → 回答を得る → まず頭で覚える(以下繰り返し)
不思議な事に、一つクリアすると、また一つ課題が見えてきます。昨日まで見えなかったものが、今日は見える。昨日まで分からなかったことが、今日は分かる。そうなってくると、本当に楽しくって、自暴自棄になる暇がありません。そんな事をする暇があるなら、イメージトレーニングやストレッチをして『街を美しく、颯爽と歩く自分に』に一秒でも早く、近付くことを選びます。その方が楽しいし、何よりも『自分だけの綺麗』を手にいれられるじゃないですか。私はそう思います。

ある整骨院の医師に言われたことなのですが、「五体満足の身体を持ち、身体にどこにも異常がないにも関わらず、『背中を丸めて立ち、歩く癖がついている』と考えるべきだ。同じように『肩が痛くなるような立ち方、歩き方をしている』『腰が痛くなるような立ち方、歩き方をしている』と考えるのが正しいのだ。本気で治そうと思うのなら、身体を自然な状態にしてやるのが一番よい。間違った癖を取り除き、身体に正しい癖を教え込む。そうすれば、どこも痛くならないし、身も心も若々しくなっていく。それには、正しい立ち方や正しい歩き方を覚えるのが一番よい。正しい立ち方、正しい歩き方をするには、正しい筋肉が必要になってくる。筋肉を正しく鍛える事によって、正しい立ち方や正しい歩き方ができるようになってくる。そうすると、身体が『正しい癖』を覚える。そして、自然な状態、本当の自分に戻っていく。『心身』つまり、心と身体は非常に密接な関係にある。ストレス社会と言われている現代『心』を見失ってしまう人は非常に多い。そんな時は『身体』から始めるとよい。『身体』に心地よいリズムを覚えさせれば、自分の『心』『本当の自分』が見えてくる」と言われました。

この話しを聞いた時は「ふーん。」位にしか思わなっかたのですが、B-STYLING.のレッスンを受ける度に『言葉の表現方法や形は違っているけど、二人の先生が言うことは、根本的には同じなんだなあ。。』と感じています。ただ『自然にかえる』と、言葉であらわすのは簡単ですが、実行すると難しいんですよね。どう考えても、先生が一番激しく動いているはずなのに、息もあげずに軽やかに動く先生。休憩の度に床に足を投げ出し、肩で息をする私。最初の頃は本当に不思議に思ったものです。しなやかに軽やかに、自然な状態で歩く先生と、余計なところに余計な力を入れ、不自然な形で動く私。比べること自体が間違っています。上手であればあるほど、しなやかで弾力のある心と身体に恵まれます。そうすると、動作の一つ一つが流れるように自然に、美しくなっていきます。あんまり自然に動いているから、傍で見ていると、簡単そうに見えてしまうくらいです。

しかし、いざ自分が真似をしてみると、少しも動けないことに、愕然としてしまいます。でも、そこで立ち止まっていては永遠に『不自然』なまま。頭で考えれば考える程、動けなくなってしまうのがオチです。自分の考えに固まって、ブクブクと溺れてしまうだけ。だから、息を吐き呼吸を弛めていきます。ゴチャゴチャ考えるのは止めて、取りあえず歩いてみる。周囲の雑音は気にしない。第一、誰も他人のことは見ていないんだもの。『見られている』と思っているのは自分だけ。レッスン中だって、皆が一生懸命に見ているのは「鏡に映った自分と先生」の二人だけ。本当に二人だけ。

『少しずつだけど、私は綺麗に歩けるようになっている。』この事実は、私に大きな自信と勇気を与えてくれています。先生もいつも仰っています。「正しいウォーキングは、魔法ではありません。続ける事が大事です」少しずつ。でも確実に綺麗になっていく自分を。私も少しずつ好きになっていこうと思います。「ただ、歩く」から、「(美しく)ただ、歩く」を目指し、これからも歩いていきたいと思います。

補足


B-STYLING.と出会う前は、肥満科に週一回通院し、大きな検査と勉強会、日頃の食事、精神、運動の記録を書いたノートの提出を医師に行い、痩せるための治療を行っていました。私の肥満の主な原因は「ストレス」で、肥満を原因とした軽度の鬱もあったため、薬を使った治療も並行して行われていました。

もちろん、今は「病院にはもう来なくてよい、来る必要がない」と医師に言われ、私の肥満による病院通いを終わり、今はB-STYLING.のレッスンに通っています。更に顎のラインから顔回り、身体全体の引き締まり、痩せるのは続いてますが、最近では靴のサイズも小さくなり足サイズも痩せている事に驚いています。周囲からも急に痩せたので驚愕されていますが、これからも頑張って歩きたいと思います!

30代 会社員
posted by B-STYLING at 00:00 | レッスン生のみなさまの声